iPadは、仕事、学習、趣味などさまざまなシーンで活躍する万能なデバイスです。2025年現在、Appleは複数のiPadシリーズを展開しており、どれを選べばいいか迷ってしまう人も多いはずです。
価格、サイズ、性能、対応アクセサリなどが異なる中で、「自分に合ったiPadはどれなのか?」を見極めるのは意外と難しいもの。
この記事では、最新モデルを中心に2025年時点で本当におすすめできるiPadを厳選して紹介しながら、目的別・レベル別に最適な選び方を詳しく解説していきます。
1. 現行のiPadラインナップを把握しよう(2025年夏時点)
まずは、Appleが現在販売しているiPadのラインナップを整理しましょう。
モデル名 | 発売時期 | 特徴 | 価格帯(税込) |
---|---|---|---|
iPad(第11世代) | 2024年秋 | 無印モデル・安定感重視 | 約58,800円〜 |
iPad mini(第7世代) | 2024年春 | 小型・軽量・片手操作可 | 約78,800円〜 |
iPad Air(M2) | 2024年春 | M2搭載で高性能・軽量 | 約98,800円〜 |
iPad Pro(M4) | 2024年春 | 最高性能・クリエイター向け | 約158,800円〜 |
それぞれに特徴があり、「どれが上位」「どれが下位」というよりは、用途によって向き不向きがあるのがiPadの面白いところです。
2. おすすめiPad①:iPad(第11世代)|価格と性能のバランスで選ぶならこれ
- ディスプレイ:10.9インチ Liquid Retina
- チップ:A15 Bionic
- 対応Apple Pencil:第1世代(USB-C変換)、ロジクールCrayonもOK
- ストレージ:64GB / 256GB
- 価格:58,800円〜(Wi-Fiモデル)
iPadの無印モデルは、最も多くの人にとって“ちょうどいい”性能と価格のバランスを持った万能選手です。
Web閲覧、動画視聴、メモ、軽いイラスト作成、学習用アプリ利用など、一通りのことが問題なくこなせます。iPadに初めて触れる人には特におすすめ。
向いている人:
- はじめてiPadを買う人
- 勉強やYouTube用に気軽に使いたい人
- 価格は抑えたいが、長く使えるモデルがいい人
3. おすすめiPad②:iPad Air(M2)|勉強・仕事・趣味に全部使いたい人へ
- ディスプレイ:11インチ or 13インチ Liquid Retina
- チップ:Apple M2
- 対応Apple Pencil:Pro(磁気吸着式)
- ストレージ:128GB〜1TB
- 価格:98,800円〜(11インチ)
iPad Air(第6世代)は、2024年春にM2チップを搭載して登場。
これにより性能が飛躍的に向上し、動画編集や画像加工、プログラミングなどにも余裕で対応できるようになりました。
13インチモデルも選べるようになったことで、大画面でのマルチタスクや資料閲覧にも対応可能。Apple Pencil Proに対応している点も、クリエイティブ用途には嬉しいポイントです。
向いている人:
- 大学生・社会人で学習+仕事にも活用したい人
- 1台で動画編集やデザインまでこなしたい人
- iPad Proは高すぎると感じる人
4. おすすめiPad③:iPad Pro(M4)|プロフェッショナルのための最強タブレット
- ディスプレイ:11インチ or 13インチ Tandem OLED
- チップ:Apple M4(3nmプロセス)
- 対応Apple Pencil:Pro(磁気吸着式)
- ストレージ:256GB〜2TB
- 価格:158,800円〜(11インチ)
2024年に登場したM4 iPad Proは、Appleが“最も進化したiPad”と自負するフラッグシップモデルです。
M4チップはMacBook並みの処理能力を持ち、動画編集・3DCG制作・音楽制作など、あらゆるプロ用途に耐えるスペックを誇ります。さらに新採用のOLEDディスプレイは色表現も抜群。
価格は高めですが、「iPadでできること」の限界を押し上げる存在であることは間違いありません。
向いている人:
- 映像・デザイン・音楽などのプロクリエイター
- ノートPCの代わりとして本格的に使いたい人
- 資金に余裕があり、最高の1台を求める人
5. おすすめiPad④:iPad mini(第7世代)|持ち運び重視のサブ機に最適
- ディスプレイ:8.3インチ Liquid Retina
- チップ:A16 Bionic
- 対応Apple Pencil:第2世代
- ストレージ:64GB / 256GB
- 価格:78,800円〜
iPad miniは唯一のコンパクトサイズiPadで、2024年にチップがA16に進化してさらに快適になりました。
片手で持てるサイズ感と300g台という軽さが魅力で、電子書籍、メモ、手帳代わり、旅行・外出用のサブ機として愛用者が多いモデルです。
向いている人:
- 小さくて軽いiPadが欲しい人
- 電子書籍や漫画をよく読む人
- メモ・手書き・サブディスプレイとして使いたい人
6. iPadを選ぶときにチェックすべき5つのポイント
iPad選びに失敗しないために、必ず押さえておきたい判断基準をまとめます。
① 何に使いたいかを明確にする
- 動画視聴・Web閲覧 → 無印で十分
- 勉強・ノート・PDF整理 → Air以上が快適
- 動画編集・音楽制作 → Pro一択
- 電子書籍・移動用 → miniが最適
② サイズと重さ
- 10.9〜11インチが万能サイズ
- 13インチは大画面が魅力、でも重さに注意
- miniは片手持ち派に最適
③ Apple Pencilの対応世代
- Pencil第2世代以降が圧倒的に使いやすい(マグネット・ワイヤレス充電)
- ProやAir(M2)はPencil Pro対応(傾き・回転感知)
④ ストレージ容量
- 動画編集や資料保存が多い人は256GB以上がおすすめ
- クラウド中心なら64〜128GBでもOK
⑤ 価格と長期目線
- iPadは5年以上使える機種が多い
- 安さよりも「後悔しない性能」を優先した方が結果的にお得
7. よくある質問(Q&A)
Q1:中古や整備済製品でも大丈夫?
→ はい、Apple公式の「整備済製品」は新品同様で1年保証付き。
ただし、古いモデルはOSのサポート切れやパフォーマンスの問題があるため、なるべく2021年以降のモデルを選ぶのが無難です。
Q2:学生・社会人にはどれがいい?
→ 学生:iPad Air(M2)11インチがバランス最強
ノート、PDF、Pencil対応、Zoom、資料閲覧すべてこなせます。
社会人:仕事メインならAir、クリエイティブならPro
Q3:ノートパソコンの代わりになる?
→ 軽作業なら可能。Magic Keyboard+iPad Pro / Airを使えばWord・Excel・ブラウザ作業はほぼ問題なし。
ただし、複雑な操作・マルチ画面作業を頻繁にするならMacBookの方が効率的です。
8. まとめ|2025年、あなたに最適なiPadはこれ!
用途・スタイル | 最適なiPad |
---|---|
はじめて・コスパ重視 | iPad(第11世代) |
勉強・仕事・全方位型 | iPad Air(M2) |
クリエイティブ・プロ用途 | iPad Pro(M4) |
電子書籍・持ち運び特化 | iPad mini(第7世代) |
iPadは、どれも優れた完成度を持っていますが、**「何に使うか」**を明確にすることで自分にとってのベストモデルが見えてきます。
失敗しないためには、「安いから」ではなく「必要な性能があるか」で選ぶことが重要です。ぜひこの記事を参考に、自分の生活スタイルにぴったりの1台を見つけてください。
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